ABOUT
●自己紹介
代表の秋利康介(あきとしこうすけ)です。
出身は島根県松江市です。
松江の高校を卒業して、名古屋の大学に入学。建築とデザインを学びました。大学在学中の経験によって、モノとの関わり方、モノづくりへの考え方が形成されたと思います。
卒業後は関西のメーカー2社で設計業務に携わりました。
1社目は、ハウスメーカーのウォークインクローゼットなどを製造するOEM木製家具屋。2社目は、アルミニウムを基本として、脚立やステップなどの工業用金属製品の製造販売を行う会社でした。
同じ設計という業務ですが、扱う素材が「木」から「金属」に変わったことで、接着方法や製造方法に大きく違いがあるため、一から勉強し直すことになりました。
妻との結婚を機に、妻の地元である福岡に移住したのが、2018年6月末です。
●自転車移動喫茶を始めた理由
「自転車移動喫茶」となった理由は2つあります。1つは「もなか珈琲」店主下中さんとの出会いです。もう1つは自転車移動喫茶が喫茶店の最小単位だからです。
私は大阪に住むようになってから珈琲の味を覚えました。大阪中崎町にある「もなか珈琲」の珈琲を飲んで初めて美味しい珈琲とはなんぞやということを知りました。縁あってショップカードやパッケージデザインをさせてもらうなど、店主下中さんと家族ぐるみで関わるようになり、その人柄と生き方に憧れを抱くようになりました。
福岡に移住することになったタイミングで、自分で喫茶店をやろうと思いました。しかし、開業にあたり大きな借金をする度胸もなく、考えれば考えるほど動けなくなっていました。そんな状況を見かねた妻からの提案もあり、1番小さい規模(初期投資)から始めようということで自転車で移動する「仮設」での喫茶店を考えました。
埼玉川越で自転車移動喫茶をされているCOFFEEPOSTさんや、カーゴバイクの販売、営業場所までご提供してくださった福岡平尾のSputnikさんとの新しい出会いもあり、構想から約3ヶ月かかりましたが、2018年11月、自転車移動喫茶「Hand anything」をオープンすることができました。
2019年8月、福岡市赤煉瓦文化館に「Hand anything」オープン。
●「Hand anything」の意味
“Have a nice day !”の頭文字をとって“Hand”、
その思いを伝えられるモノコトすべて、という意味を込めて“anything”を後ろに付けました。